Tennis Biz 姿勢・脱力・視線の技術
教材名 |
Tennis Biz 脱力テニスイメージ練習法 |
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講師名 | 榊原太郎 |
内容 |
(4巻セットを1枚のDVDに収録)
【特別付録】ケーススタディーカード | 価格 |
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備考 |
サンプル動画
感想
大きく4つのパートに分かれていて、脱力テニスのエッセンスが詰め込まれたDVD。
DVD全編にわたって言えるのは、何がポイントなのかが分かりやすい作りになっている。
第1巻『姿勢・脱力・視線の技術』がメインのパートと言える。
S・D・S(姿勢・脱力・視線)コントロール上達法のポイントをまとめて解説。全部で9つのポイントがある。
どれも納得できる内容。もしこのイメージでテニスが出来ればしなやかでリラックスした自分の理想に近いテニスが出来るように感じた。
第2巻『姿勢・脱力・視線を身につけるための練習方法』と第3巻『バランス感覚とパワーアップのために身体能力を高めるエクササイズ』は、第1巻の内容を実現するために自宅で出来るトレーニングやエクササイズを紹介している。週に何度もテニスができない人には重宝するかもしれない。
第4巻『オンコートレッスン実践編』は実際のプライベートレッスンの内容を収録したもの。
内容はストローク(フォア、バック)とボレー。
フォアストロークで軸を立てる指導は分かりやすくよかった。
ただ”テイクバックは早く”ということについては考察が必要だと思う。闇雲に早くするのがよいのか否か。他の教材では別の意見もある。
また脱力でいい球が飛ぶのは経験的にもわかるが、球出しならともかく勢いのある球に対してもグリップをゆるゆるで負けずにコントロールできるのかという疑問が…。やってみないと分からないなあ。
バックについては生徒さんが両手打ちのため、片手打ちの私としてはあまり参考にならず残念。
これはもうバックハンド編を買うしかないかあ…
最後にボレーのレッスンがあるが、私とはあまりにボレーのイメージが違いすぎたので、取り入れるのはこわい気がしている。グリップは一度も握らないって、いい球打たれたら普通にガシャるんじゃないんだろうか。
今までの感覚と違うからこそ意味があるのかもしれないけど、試してみないとまだ分からない。果たして新しい世界が見えるのか…
注:まだビデオを見ただけの段階でのとりあえずの評価です。
コート上で実践したらまた感想を追記したいと思います。
上達のヒント
姿勢:地面と垂直に立つ、肩を落とす、早い準備
脱力:グリップをゆるめる、腕の力を抜く、膝と股関節をゆるめる
視線:ボールを上から見下ろす、インパクト直前まで見る、打点に顔を残す