試合に強くなるテニス〜簡単に勝てるダブルス〜 レビュー・感想


試合に強くなるテニス〜簡単に勝てるダブルス〜

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教材名

試合に強くなるテニス〜簡単に勝てるダブルス〜

講師名 右近貴史
内容

DVD(3枚組)
DVD1 基礎編1

  • ストローク
  • ボレー
  • 対談

DVD2 基礎編2

  • サービスとスマッシュ
  • 応用へのステップ練習
  • 対談

DVD3 応用編

  • サービスゲームの戦術と戦略
  • リターンゲームの戦術と戦略
  • ピックアップ特典スロー映像
  • 4人のコーチによる対談
価格

通常価格19,700円 特別価格14,800円(税込)

備考 返金保証有特典有メールサポート有

サンプル動画

管理人のレビュー

【DVD1】基礎編1

 

ストローク・ボレーについて基本的な本当に大切なことだけに絞って解説されている印象。
基礎編ということで正直どこかで言われたことのある内容ではあるのだが、右近コーチの解説はとても分かりやすく丁寧なので初心者の方が学ぶのには最適だと思う。いいコーチなんだろうなあと思う。

 

ローボレー・ハイボレーの打点から見たカメラ映像は新鮮だった。
特にローボレーの苦手な自分にとってはこれからイメージを改善するのに役立ちそうだと思った。

 

【DVD2】基礎編2

 

サービスの打点からの映像を見ることで、サーブは打ち下ろすイメージではダメだということを学べる。
初心者にありがちな直線的なサーブのイメージをなくすのに役立つだろう。

 

スピンサーブとスライスサーブは、それほどスイングは変えずともトスと打つ場所を変えるだけで打ち分けられるという意見。このことは初級者の頃に知りたかったなあ。

 

後半はボレーボレー、4人でのボレーボレー、ストロークラリー、サーブ&ボレーの練習で意識するべき点を解説している。
最近はなんとなく練習することが多かったから、しっかり意識して横着せずに練習したいものだ。

 

【DVD3】応用編

 

最初にデュースサイドのサーブでセンター寄りから打つことを推奨している。これは他の教材でも解説されている内容。センターに入れてバックでリターンさせるためにとても有効なのが実感としてもある。しかしなぜかスクールでは教えられたことがない。スクール育ちのプレイヤーはワイドから打とうとする人が多いように感じる。これは多分、スクールのサーブ練習って人数が多くて4人同時にベースラインから打つことが多いから、センターとワイドの真ん中の半端な位置からはあまりサーブ練習できないためではないだろうか。だとしたらアホすぎる理由だよなあ。

 

サービスゲームについてはデュースサイド、アドサイド個々のサーブのコース・球種の選び方を解説していて、リターンゲームについては両サイドで通常のステイするパターンとリターンダッシュのパターンを解説している。時間としては長くないがここでもポイントをついて実践で役立つ内容だと感じた。個人的にはこの実践的なDVD3が一番興味深く見ることができた。

 

■総合評価

 

販売ページに「主に初級の方からある程度経験のある中高年の方を意識して作成しました。」とあるように、初中級者には特に有用なDVDだと思う。こんなこと初めて聞いた!目から鱗!というような内容ではないが、細々としたことを教えるのではなくダブルスで勝つために本当に大事なポイントやイメージを一通り教えてくれるようなDVD。【DVD1】【DVD2】は基礎的な技術を学びたい初級者くらいの人に、【DVD3】や特典の対談音声は試合に出てもなかなか結果がでないような人に特に役立つと思われる。

 

なお私個人としてはコーチ4人の対談部分にとても価値を感じた。試合に出るようになったプレイヤーがだれもが感じるであろう悩みに右近コーチがリアルな言葉で答えてくれている。DVDを通して技術的な教えは広く浅く大事なポイントをつかむ様な内容だったが、メンタルな内容が中心となる対談部分では急にマニアックな話になっているなと感じた。そういう意味では上級者でも楽しめると思う。右近コーチのように現在も自ら試合で結果を出されている人の話は参考になる部分が多い。積極的に取り入れていきたいと思った。

 

全体的に時間は短いのにポイントだけはしっかり抑えてまとまっていて、万人にオススメできる懐の深いDVDと言える。
さすがに全くの初心者には向かないが、初級者が一通り満遍なく学ぶ初めての教材としてもピッタリだし、ダブルスの試合に出てもっと勝っていきたいような人にも気づきがあるだろうと思う。

 

 

上達のヒント

テニスをする上で大切なこと
1.ボールを良く見ること
2.常に良いイメージを描く
3.楽しみながらプレーをする

フォアストローク(スピン):
必ずラケットの先端を打点より下から出す。

ローボレー:
イメージしやすい高さまでできるだけ目線を近づける。

フォアハイボレー:
後ろから前へボールの後ろを捕まえる。すぐに下ろさず深いボールを飛ばすイメージで。

バックハイボレー:
肘は下げない。振り下ろそうとしないでしっかり上(打点)を見たまま打つ。

集中力を持続するには:
プレイ中はボールを良く見る。ポイント間は一点を見て腹式呼吸。

サーブ:
・叩き下ろすのではなく、捉えてからまだ上に行くよというイメージ。
・胸を上向けて打つ。打つまでは軸を保っておく。
・スピンでもスライスでもスイングはそんなに変わらない。(トスの位置を変えるだけ)

スマッシュ:
上から落ちてきたボールは真っ直ぐ当てるだけでも下に落ちる。後ろからしっかり当てることが大事。

ボレーボレーの練習:
打った後、相手が打つまでに構えを終了する。取りやすいところに足を動かす。

サーブ&ボレー:
スプリットステップはサーブの速さや相手のポジションに寄って変わる。場所ではなく相手がレシーブするタイミングでステップを踏む。ボールが行きかってる時間がつめる時間。ボレーをさせられるのではなく、しっかり自分からボレーを入っていけるように。

デュースサイドのサーブ:
フォアが得意な人が多いのでセンター寄りのポジションからセンターへサーブしバックでリターンさせる。

アドサイドのサーブ:
センターへのスライス、ワイドへのスピン、ボディーへのフラットなどの球種や緩急を上手くミックスし相手をかく乱させる。

デュースサイドのリターン:
回り込めるならできるだけ回りこむ。積極的にフォアを使って打つ。バックは無理せず一度相手にプレイさせる。

アドサイドのリターン:
相手に応じてポジションを変える。後ろから一歩中に入るくらいのつもりでリターン。

 

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