新井流 ボールを叩きこむ!実戦ワイパースイング フォアハンド編
教材名 |
新井流フルスイングテニス塾 |
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講師名 | 新井湯太加 |
内容 |
(5枚組)
<基本理論> ネット付近のリストの使い方とベースライン付近のリストの使い方 <ライジングショット 3種類の打点> <よくある質問> 【DISC2】実戦テクニックU
<基本理論> <ベースラインから打ち込む> <よくある質問> 【DISC3】実戦テクニックV
<基本理論> <よくある質問> 【DISC4】上級者の練習ドリルT
<実践演習> <基本理論> 【DISC5】上級者の練習ドリルU
<実践演習> <基本理論> |
価格 | 21,800円 |
備考 |
管理人のレビュー
新井流の1作目攻撃力がアップするフォアハンド・両手打ちバック編と比較するとかなり役立つ内容だった。前作はどちらかと言うと全くワイパースイングができない人向けの基礎教材でレッスンを受けている生徒も初級くらいの普通のママさんプレイヤー達だった。それに対し、今作はかなり上手な若者(学生か?)が生徒となっている。その分ショットも派手になっているし、生徒も上手いからこそのいい質問をしているなと感じた。上級編と言ってよいだろう。
テーマとしては、高い打点での打ち込み、ライジングショット、スピンロブ、アングルショット、ドライブボレーとちょっとレベルが上がればぜひ打てるようになりたいようなショットが並んでいる。私個人としては、高い打点での逆クロスへの打ち込みとライジングが苦手だったので、ヒントになる部分があってよかった。
高い打点の球が苦手だったのだがボールの内側を叩くイメージを早速レッスンで試してみたら、思いのほか球威のある球が打てた。が、それでもかなり打点は落としている。頭より高い打点でも楽々打ち込む新井コーチには驚かされる。あそこまで高いとこで打てる必要があるんだろかという疑問もあるけど…打てるに越したことはないよなあ。
また自分はライジングショットを今までは積極的には使って来なかったし、そもそも合わせるセンスがないと感じていた。とくに練習する気もなかったのだが、このDVDに刺激されて早い打点でも打てるように練習しようかという気にはなった。ダブルスでも下がらずに打たないといけない場面は多いし、自分から踏み込んでショートバウンドで打てれば理想的だ。新井コーチの「ショートバウンドはボールを見て打つと遅れる。勘で打つ。」という教え通り球数を打って感覚を磨くしかないのだろう。
リストを使ったショートラリー練習も参考になった。私は新井コーチや生徒さんが見せたような、ゆっくり回転をかけてショートラリーをすることができていない。これまでごまかしてやっていたけど、次回からこの練習をしっかりウォーミングアップでやってみようと思う。
DVDに出てくる上手な生徒さんでも、タイミングを早めて打点を変えて打つことでミスを連発していた。新井コーチも1日2日でできるようになるようなものではないと言っているように、攻撃的だけどもそれだけモノにするには難しい技術だと思って練習する覚悟はいるだろう。
前作は正直物足りなく途中で見る気が失せたが今作は見ていて大変刺激を受ける内容だった。
そこそこ打てるけどさらなる武器が欲しい、難しくてもよりレベルの高いことにチャレンジしたい、そんな中〜上級者向けの教材。
上達のヒント
打つ時に息を吐く。
高い球の打ち込み:ボールの内側を打つイメージ。上から下へ。
ショートバウンド:ボールを見て打つと遅れる。勘で打つべし。