田中徹のウイニングショット40 DISC1 デュースサイド編
教材名 |
田中徹のウイニングショット40 |
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講師名 | 田中徹 |
内容 |
【第1部】デュースサイドのベースラインからエースを取る!
【第2部】デュースサイドのサービスラインからエースを取る!
【第3部】デュースサイドのネットプレーでエースを取る!
| 価格 |
3,780円(税込) |
備考 |
サンプル動画
管理人のレビュー
ウイニングショット40とあるがこのDVDではデュースサイドのウイニングショットを20種類紹介している。
このDVDに収録されているだけでダブルスのかなりのパターンを網羅できていると思う。(サーブ・リターンやスマッシュは除く)
ストップボレーのような相手を翻弄するようなタッチ系のショットの紹介も多く、これらのショットを自在に使いこなせれば、かなりウザイおっさんになれそうだ。(相手プレイヤーにとってね)
一つ一つのショットを使うべき場面・使うべきでない場面、打ち方のポイント、ありがちな間違い、予想と違う球がきたらとっさにどう対処するかなど解説は大変細かくためになった。
ただ技術的には難しめのショットも多いので、誰もが田中氏のように簡単にできるとは思えない。試合で使えるレベルになるにはしっかりと練習する必要があるだろう。
また打ち方は独特だなあと感じた。なぜか少し違和感はある。かなり横向きを強調すると言うか…
ボレーのグリップがフォアに厚いからか?グリップチェンジしている?
戦術1でランニングショートクロスはクローズドで打つべしという教えだったが、私個人としてはめちゃめちゃギリギリならクローズになるけども、普通はオープンでバーギーウィップ気味に打った方が上手くいくイメージ。まあこのショットに限らず人によってグリップもいろいろで感覚も違うから、打ちたいコースに打ちたい球を打てればスタンスなんてどーでもいいけど。
第2部、第3部は個人的に今ちょうど柔らかいボレーがテーマになっているのでタイムリーな内容でよかった。
スクールのコーチに教えてもらったこともあったが、アングルボレーの教え方でも”外側を削ぎ落とす”というイメージが強くなかったし、ロブボレーなんて自分はNGパターンそのものだったし。参考になった。
まとまっていてよいDVDだと思う。強いかはともかく、色々やりたい人。魅せるプレイをしたい人。上手いダブルスを目指す人にはオススメの1枚。
上達のヒント
ベースラインからスライスカウンターロブ:仕掛ける前にスライスアプローチを見せておくこと。ラケットを水平にぶつける。体は閉じる。
サービスラインでのアングルボレー:手首をコックし、上から下へ打つ。
(NG:ラケットヘッドを寝かせて、下から打つ)
サービスラインでハイボレーストレート強打:テイクバックを大きく取り十分引きつける
(NG:打ち急いでバランスを崩す)
サービスラインでフォアロブボレー:ラケットは水平に引き立てない。面はおもいっきりオープン。肩を入れ横向きに。
(NG:前を向いたまま下から上へ打つ)
ネットでバックハンド順クロスアングルボレー:面をを閉じたままラケットアップ→ボールの9時方向を真上から削ぎ落とすイメージ。ボールが遠い場合は中止。
(NG:左から右に振る)
ネットでストップボレー:アレーへのパッシングを落とす。ラケットで向かえに行き面が負けてちょうどストレートへ。体ごと回転して吸収する。
(NG:ストレート方向に面をセットする)