勝者のフットワーク塾Vol.2 ピンチをチャンスに変える
教材名 |
勝者のフットワーク塾Vol.2 |
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講師名 | 中屋 晋 |
内容 |
(1枚) | 価格 |
定価 \5,250(税込) |
備考 |
管理人のレビュー
前半の「スタンスとは」「4つのスイング」までは勝利のフットワーク塾Vol.1と同じ内容であった。
vol.2だけ買う人のためにということなのだろうが、vol.1を見た者にとっては残念。
トランスホップ、ローターン、ハイターンと3種類のフットワークを解説しているが、Vol.1のステップダウン、バックフット、フロントフットホップと比べると使う頻度は少ないフットワークであろう。
トランスホップはチャンスボールなどをフラット気味に打ち込む時に、ローターンは速く滑るサーブに対して、ハイターンは相手のスピンロブに対して。
どれも少しレベルが上がればぜひ覚えたいフットワークである。
特にトランスホップが使えないと、攻撃できない守備的なテニスになってしまうので必須ではないだろうか。
またローターンは私個人としてはほとんど使ったことのない打ち方だったので、今後練習して攻撃的にリターンできたらいいなあと思った。
内容的には今回もvol.1と同じく丁寧に注意点や導入方法を解説していて分かりやすい。
ただ単品としてはよいのだががシリーズとしてみると、やはり前半のダブりがあるので何か損した感じになった。
すでに課題が明確でこういう場面でこういうショットを打ちたい!
トランスホップ、ローターン、ハイターンといったショットを覚えたい!
そんなちょっと上手なプレイヤーにオススメ。
そうでない方はまず使用頻度の高いvol.1をオススメする。
上達のヒント
トランスホップ
・スイングはコンプリート(グリップから引っ張り出すイメージ)
・右から左の体重移動の間にフラット気味にヒット
・右足はバックフェンスへ蹴り上げる。
・最初はサービスラインくらいのチャンスボールで練習するとよい
ローターン
・早い滑ってくるサーブのリターンなどを攻撃的にリターンしたい時
・スイングはショルダーラップ(フィニッシュは肘、コンパクトに)
・足を入れ換える
ハイターン
・深くて高く跳ねる球に対してしっかりスピンをかけて返したい時
・スイングはリストロール(上の方に作った感じ)
・体が裏返しになるくらい大きく体を使う