勝者のフットワーク塾 Vol.1 軸となるフットワーク レビュー・感想


勝者のフットワーク塾Vol.1 改訂版 軸となるフットワーク

教材名

勝者のフットワーク塾Vol.1 改訂版
軸となるフットワーク

講師名 中屋 晋
内容

DVD(1枚)
1. スタンスとは
2. 4つのスイング
3. 余裕のある短めのボール(StepDown)
4. 食い込まれても強く返球(BackFoot)
5. 短いチャンスボールを打ち込む(FrontFootHop)
6.エクストラレッスン(ステップダウンとリストロールの理解を深めるために)
DVD購入特典:Vフットクラブ入会

価格

定価 \5,250(税込)

備考

11年10月19日より新たなコンテンツが追加された改訂版が発売されました。

サンプル動画

管理人のレビュー

最初にセミオープンスタンスのポイントを学ぶ。セミオープンと言っているが私の今までの感覚からするとかなりオープンスタンスに近いくらい深くひねってるイメージだった。

 

4つのスイングとして、リストロール、ショルダーラップ、コンプリート、バギーウィップを紹介。
こうして名前をつけて分けてくれると今までなんとなく使い分けていたスイングもすっきり整理されていい。

 

ステップダウンでは、
レディーステップ→スプリットステップ→(1歩or3歩)→セミオープンスタンス→ステップダウン→クロスオーバーステップで戻る
というようにボールを待つところからボールを打って元のポジションに戻る動きまでを一連基本動作として教えている。
他にここまでフットワークについてきちんと解説した教材は見当たらない。
私は最近練習でレディーステップを真似するようにした。

 

踏み込んで打つステップダウンは多分初心者がスクールで最初に習う打ち方だろう。最初に教えられイメージが強いからか無駄に全部この打ち方で打とうとする人をよく見かける。ステップダウンだけが正しい打ち方だとでも言うように…
しかしこれだけでは限界があるのは明らか。余裕のない時につかうバックフットや勢いのない球を打つときのフロントフットホップなど、相手のボールに応じて打ち方を変えていかないと上達できない。中屋コーチもこのことを繰り返し指摘している。

 

特に女性プレイヤーではフロントフットホップを使う人をあまり見かけないように思える。浅い球に対してスライスでアプローチしたり緩く返すだけになったり。女性の試合こそ力なくポトッと浅いボールが帰ってくることが多いはず。本来チャンスであるその場面でしっかり攻めに繋げられないのはフロントフットホップを練習していないから。もったいないなあと常々思っていた。

 

・ストロークは絶対踏み込んで打つべきだと思っている。
・ボテボテの浅く返ってきたボールが苦手だ。
そういう方にぜひ見て欲しいDVDである。

 

全体として素晴らしい内容であり万人におすすめできるが、あえて言えばフットワークが3種類だけというのがやや物足りないか。もう少し入れて欲しかったかな。

 

※注:改訂される前の旧版のレビューです。

 

上達のヒント

スタンスの2つの意味:打つ前のスタンス、打った後のスタンス
打つ前のスタンスはセミオープンスタンスが合理的

4つのスイング=リストロール、ショルダーラップ、コンプリート、バギーウィップ

ステップダウン
・余裕を持って打てるボールを打つ時に使う
・後足から前足への体重移動
・近い球は1歩で、遠い球は3歩で
・リカバーの動きも大事:右足を送ってその足を蹴りクロスオーバーで戻る

バックフット
・高い球、深い球を打つ時に使う
・スイングはリストロール(フィニッシュは肩の横)
・右足に体重を残す
・スイングした後に左足を上げる(左ひざが流れないように)

フロントフットホップ
・相手のボールに勢いがないがそれを鋭く返したい場合に使う
・フェデラーがアプローチショットでよく使うステップ
・スイングした後に前足をホップ
・後ろ足はかかとがおしりに近づくように
・打つ方向につま先の方向を合わせる

 

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