テクニカル・テニス
教材名 |
テクニカル・テニス |
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著者名 | ロッド クロス (著), クロフォード リンジー (著), 常盤 泰輔 (翻訳) |
内容 |
【目次】
| 価格 |
2,100円(税込) |
備考 |
管理人のレビュー
よく言われているけど実際どうなんだ?ってことを物理学的に解説している面白い本。へえーって思うことがたくさんあった。
ただ純粋に物理のお話であるから、なんだか教科書を読んでいるようで難しく感じる人も多いかも。
人間が感じていることと物理的に起こっていることの違いもよく分かる。
・グリップを握る強さとボールの反発速度は関係がない
・サーブの最大速度は重いラケットで打っても軽いラケットで打ってもさほど変わらない。ストロークの場合は差が大きい。
・「ストリングを緩めればパワーが出る」というのは正しい。ただしその違いは思ったより小さい。(テンションを10ポンド下げた時にボールの速度が上がる割合は2%以下)
・ストリングが”死んで”寿命が尽きるというようなことはない。ストリングはただ柔らかくなるだけ。
・ストリングのテンション(または太さや材質)はほとんどスピンに影響しない
・バウンドの入射角が等しい場合バックスピンしているボールは、トップスピンしているボールよりも反射角が大きくなる
などなど盛り沢山・・・
だから何?と言われたらそれまでだが、ラケット、ストリング、ボ-ルなどの道具にも興味があるコアなテニスファンには十分楽しめる本だろう。
それとコーチなどテニスを教える立場の人は読んでおいた方がいいと思う。生徒さんに質問された時に間違ったことを教えないためにも必読。
しかしテニスが上手くなるという類の本では無いので、こういう知識に興味のない人には全くつまらない本であろう。
私はけっこう楽しめた。ちょっと難しい本だけどオススメです。
上達のヒント
大きくバウンドするスピンサーブをリターンするときに高く飛び出すのを防ぐ方法
1.ボールを強く打ち返す
2.ボールを少し下向きに打ち返す
フェデラーのフォアハンド:
ボールを打つ瞬間、ラケットヘッドが前に約8°傾き、スイングは約31°斜め上に進んでいる。
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