教材名 |
小浦武志のプロフェッショナルテニス理論 〜日本を代表する指導者が明かす上達の法則〜
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講師名 |
小浦武志 |
内容 |
(6枚組+特典2枚) 【DISC1】 体の『機能』を使ったサービス
- サービス動作の原理・原則を習得しよう
- ウォーキングシャドウサービス サービスの原理を体感する
- 呼吸に反応する筋肉を使う方法
- ウォーキングシャドウサービス(1シャドウ2スイング)
- 右足⇒右肩甲骨⇒左足⇒スイングの運動連鎖
- ウォーキングシャドウサービス(2シャドウ1ヒット)
- バランスドサービス 体幹でバランスを取る
- 口と体のタイミングがショットを決める
- バランスドサービス(1シャドウ1ヒット)
- バランスドサービス(声を発して行う)
- 体と呼吸の関係性
- バランスドサービス(2シャドウ1ヒット)
【DISC2】 パワーポジションからフォアハンドを極める
- パワーポイントを知る
- パワーポジションをマスターする
- ウォーキングフォアハンドストローク 運動の原理原則
- 体の使い方でパワーは大きく変わる
- ウォーキングフォアハンドストローク(イメージ集)
- テイクバックはどうすればいいのか
- ウォーキングフォアハンドストローク(3シャドウ)
- 呼吸でショットは変わる
- ウォーキングフォアハンドストローク(2シャドウ1ヒット)
- アンバランスドスイング 体幹でバランスを取る
【DISC3】 体の『機能』を最大限に活用するバックハンド
- パワーポジションを活かしたバックハンド
- ウォーキングバックハンドストローク 基本編
- 歩ければバックハンドは打てる
- ウォーキングバックハンドストローク(2シャドウ1ヒット)
- ダブルバックハンドにウォーキングストロークを導入する
- ウォーキングバックハンドストローク(2シャドウ1スイング)
- 両手バックは右手主体?左手主体?
- ウォーキングバックハンドストローク(2ヒット)
- 片手打ちバックハンドにウォーキングストロークを導入する
- ウォーキングバックハンドストローク 応用編
【DISC4】 手足を協調させるパワーボレー
- 右手と右足を協調させる
- 背筋を意識するとボレーは手打ちにならない
- 呼吸と体を合わせていくボレー感覚
- 横へのステップをイメージしながら手足を協調させるボレー
- ボールをキャッチするタイミングと左足を合わせる
- 「ボレー視線」は常にボールを追いかける
- 体の使い方(フットワークも含め)を全て学べるメニュー
- ラケットを引くのではなく肩甲骨を後ろに引くイメージでテイクバック
- 肩甲骨を意識することで右足と連動させ、左足ステップにつなげる
- その場でステップイン、ステップアウト ボレーステップ
- ステップインの足とキャッチは、ほぼ同時でスムーズに行う
- ステップインの足から体が止まる感覚を感じる
- ダブルバックハンドボレー
- まずは左手のフォアボレーで体が協調する感覚をつかむ
- リズムが狂うと体の協調性が失われ、正確なショットは打てない
- 球出しをするコーチのタイミングで体の協調性は失われる
- ウォーキングバックハンドボレー(1シャドウ2ヒット)
- キャッチングコーディネーションドリル
- 足とキャッチの協調性が崩れるとリズムがおかしくなる
- 足とキャッチのタイミングが合うと、自然な動きになりリズムが合う
- 全ての動きは体の協調性
- 左手で打つ時も右手の動きバランスを意識する
- ウォーキングバックハンドボレー(1シャドウ2ヒット)
- ボレーのボールは上からは落ちてこない
- パワーポジションをキープできていると次の動作が早い
- まずは「眼」と「手」の協調
- そして「手」から「足」への協調性
- おでこがボールの方向を向いているようにする
- おでこの向きを意識するとパワーポジションがキープされる
- 呼吸(声)でボレーを修正してみる
- フォアハンドボレー 基本ドリル
- 片手バックハンドボレー 基本ドリル
- 両手バックハンドボレー 基本ドリル
- インパクトは後ろ側の手でラケットを止める感覚
- 全ての問題は「フォーム」ではなく「リズム」
【DISC5】 体の『機能』を活かしたスマッシュの打ち方
- 後ろに歩ければスマッシュは打てる
- バックウォークオーバーヘッド(シャドウ)
- 前方向ではなく、上方向を意識する
- 後ろ足(右足)がスマッシュの中心になる
- 利き腕の肘が上がらないように注意する
- 落下地点への入り方
- バンザイ型のテイクバックをしない
- 足運び、移動の仕方のウソホント
- スマッシュでのテイクバックのタイミング
- スマッシュでパワーを出す方法
【DISC6】 『 Big X 』と『 Iライン 』に見るテニスの原理原則
- 一般的なパターン練習では限界を突き破れない
- ポイントの70%程度は4〜5秒で終わっている
- 5秒を越えるポイントは、20%程度
- 10秒を越えるようなポイントは10%程度
- 知らなきゃソンする『 Big X 』と『 Iライン 』
- 利き腕によって戦術は大きく変わってくる
- 基本として知っておく必要がある『 Big X 』と『 Iライン 』
- 誰が時間を支配しているのかを理解する
- ダブルスでの視点の向け方と対応策
- シングルスでの攻撃と防御の考え方
【DISK7】 特典1 特別突撃レッスン 一般プレイヤー解体新書1
- テーマその1『グリップチェンジ』
- テーマその2『スマッシュ』
- テーマその3『ボレー』
- ポイントはスイートスポットが意識できるかどうか
- テイクバックは肩甲骨で
- ラケットは引かなくてOK
- テイクバックで意識するのはスイートスポット
- ボレーでのパワーポジション
- 打たずに飛んでいくボレーの極意
【DISK8】 特典2 特別突撃レッスン 一般プレイヤー解体新書2
- テイクバックとスイングの運動連鎖
- スマッシュの簡単パワーアップ法
- スマッシュで一番大ことなことは
- 打点への入り方
- 早く打点に入る簡単な方法
- 女性プレイヤーに見られるスマッシュの改善法
- 力の入らないプレイヤーのスマッシュ強打法
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価格 |
通常価格50,660円 特別価格24,800円(税込)
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備考 |
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管理人のレビュー
【DISC1】 体の『機能』を使ったサービス
【DISC2】 パワーポジションからフォアハンドを極める
【DISC3】 体の『機能』を最大限に活用するバックハンド
【DISC4】 手足を協調させるパワーボレー
【DISC5】 体の『機能』を活かしたスマッシュの打ち方
基本的にウォーキングしながらの素振りから始まり、段階的にウォーキングしながらボールを打つメニューへ進む。
グリップがどうとかスイングがどうとかいうな小手先の話はほとんどなく、リズム・タイミング・体の使い方等を重視した独自の教え方である。
トップ選手を教えてきた経験を活かし他の教材に見られないポイントを突いているDVDだ。
ジュニア・学生で基本からしっかりテニスを始めたいというような人や社会人でも真面目に王道的にテニスを頑張りたいという人にオススメできる。
また各練習メニューで「この練習ではコーチはこういうボールを出してあげるべきと」いうように、指導者向けの内容もあるのでコーチ業の方々にもオススメである。
一方で、楽しくテニスを上達したいというような人や、簡単に打てるアドバイス的なノウハウが欲しい人には向かないだろう。
練習メニューが地味すぎて興味を継続しづらいかもしれない。私が初めて見た時がそうであった。
テニスのベースを上げるような内容で自分のレベルアップに繋がる内容かもしれないと思いつつも、実際にこのメニューをやるかというと…まあボール拾いの合間にでもやってみようかなという感じだった。やれば良くなるかも知れないがやる気がしないとでも言うというのか。
しかし今回2回目に見返してみて今になってその内容の可能性を感じた。
高い次元でのテニスを目指すには、下半身や肩甲骨の使い方など体の使い方が重要なんだろう。
数々の選手を教えてきた人だからこその本質的な教え方だと思う。
アンバランスドスイング(足底筋に刺激を与えるため前足のつま先、後ろ足のかかとでボールを踏んでの素振り)や声の出し方でショットも変わるという聞いたことのない内容もあって参考になった。
【DISC6】 『 Big X 』と『 Iライン 』に見るテニスの原則
小浦氏がホワイトボードで戦術について講義をしている映像。
戦術面とはいってもザックリとした内容。本質的なことだけを言っている感じ。
いろいろな細かい戦術が学びたい場合には適さなだろう。個々の具体的戦術については他の教材を学ぶ方が良い。
【DISK7】 特典1 特別突撃レッスン 一般プレイヤー解体新書1
【DISK8】 特典2 特別突撃レッスン 一般プレイヤー解体新書2
一般の人にグリップチェンジ、ボレー、スマッシュについて、小浦氏がコート上で指導している。
実際のレッスン映像なので、DISC1〜5よりも取っ付きやすく見ていて興味を継続しやすかった。
テイクバックなどですぐに使えそうなアドバイスもあって、参考になった。
■総合評価
プロ目線のDVDというイメージ。楽チン、裏技的な要素は皆無である。
大事なことはなにか。プロまでいくと我々素人とは意識していることがまるで違うんだということを感じさせてくれた。
本質的な部分の話が多く、地味なので分かりにくいが、分かる人には価値が分かるDVDだと思う。
真剣に自分のテニスのベースを一段バージョンアップしたい人にのみオススメ。
逆にそうじゃない人にはつまらないだけのDVDだろう。
上達のヒント
パワーポジション:スタンスは狭すぎず広すぎず。膝を閉めない。おしりを垂れないように。
パワーポイント:肩甲骨、おしり、ふくらはぎのライン
ボールのバウンドに合わせて下半身でタイミングを取る。
片手バックハンド:腕主体のテイクバックではなく、踏み込み足と引く側の肩甲骨を連動させる。右手から動かない。
グリップチェンジはスイートスポットをボールに向けるだけ。テイクバックは肩甲骨を入れるイメージ。